大豆の健康効果とは?

はじめての方に知って欲しい!大豆イソフラボンの力

大豆は「古事記」にも記述がある歴史ある食材です

大豆の健康効果


大豆は、弥生時代に稲作と一緒に朝鮮半島から入ってきたと考えられ、「古事記」にも「豆」という字が記されています。

日本で本格的に大豆が広まったのは鎌倉時代後半。 たんぱく質が多く含まれているので「戦」にでかける武士などの栄養源になっていました。その後、日本各地に大豆栽培が広まり、江戸時代には味噌や醤油以外にも加工できるようになりました。豆腐、味噌、納豆をはじめ、きなこ、豆乳など、大豆は長い歴史を経て日本食には欠かせない必須食材になってきたのです。

ところで、節分には豆まきをしますが、節分に大豆をまく習慣には、「邪気を祓い、福を願う」という意味があります。

日本では昔から、米・麦・大豆・あわ・ひえまたはきびの五穀には「穀霊」と呼ばれる精霊が宿っていると考えられていました。現在でも清め行事の一環として、米を撒く行事「散米」が行われることがあります。

また大豆は米以上に粒が大きめであることから一層多くの精霊が宿ると考えられており、邪気を祓うのにはピッタリの穀物。さらに豆は「摩目」、つまり「魔の目に豆をぶつけ、魔を滅する」という語呂合わせの意味もあったとされています。

このように大豆は古くから日本人の食文化を支え、愛されてきた食材だと言えます。

大豆は自然のバランス栄養食

大豆は、「畑の肉」とよばれるほど良質のたんぱく質が豊富で、人の体に必要な必須アミノ酸が均等に含まれています。その他にも、脂質・食物繊維・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・ビタミンE・ビタミンB1などさまざまな栄養素を含むことから、大豆は自然の栄養食として昔から重宝されてきました。

これらの食品を古くから食べてきた日本人は、欧米人と比べ、更年期症状が軽い、乳がん・前立腺がんによる死亡率が低い、などの事実があります。

また、大豆は最新の栄養学でも特に注目されており、アメリカ合衆国政府が発表した、がん予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」のうち、大豆は最も有効とされる8種類の野菜の中に挙げられています。

健康成分「大豆イソフラボン」とは?

健康成分「大豆イソフラボン」とは?


大豆イソフラボンは、植物性ポリフェノールの一種で、大豆一粒にほんのわずかしか含まれていない稀少な成分。ポリフェノールとは、植物に含まれる色素や苦味の成分で、健康づくりや美容のためには、とても大切な成分として知られています。

大豆イソフラボンは、大豆全体重量の約0.2~0.4%と、ほんの少ししか含まれない貴重な成分です。最近では欧米スタイルの食生活に変わってきて、大豆の摂取量が減ってきており、大豆イソフラボンが不足しがちです。

大豆にわずかしか含まれていないイソフラボンですが、とくに多いのが、「胚芽」の部分。胚芽には、大豆全体に比べて約10倍も含まれています。

しかも、植物にとって芽や根になる胚芽は、最も重要な部分の一つ。 紫外線や成長を妨げる外部の刺激から身を守るため、胚芽に含まれているイソフラボンは、丸大豆に含まれるイソフラボンに比べて高い機能を持っています。

イソフラボン倶楽部の「麹菌発酵イソフラボン」は、大豆イソフラボンを特に多く含む胚芽の部分のみを贅沢に使用し、忙しい現代人でも日常的に、そして手軽に大豆イソフラボンを摂取いただけるよう開発しました。

ぜひ大豆に含まれる健康パワーを実感してください。